の恐怖


自分は「何かを行うとき、ずっとそれをやり続けなければいけない」という妄想にとりつかれていた気がする。

例えば、何かの資格勉強に取り組むとき
1日目…10ページ
2日目…10ページ
3日目…10ページ

というようなことを暗に考えてしまい、ぞっとする。



さいころから、『継続は力なり』という言葉を刷り込まれてきたからかもしれない。



最近では、少し考えが変わり、
「継続しなくても、一日でできるならそれでよくねぇ?」
と思えるようになった。

モチベーションは時間とともに下がっていくという当たり前のことを実感できるようになったからかもしれない。



なんでもそうだが、短い時間でぱっとやってしまったほうが
・モチベーションが消えていく心配が少ない
・他の事に影響される心配が少ない
などいいことがたくさんある。

ばっとやってしまうほうが、実現性がたかいのだ。



改めて『継続は力なり』という言葉を辞書で調べてみた。

「小さなことでも続けていればいつかは大きな力となり、大事業を成し遂げられる」
と書いてあった。

大事業を最初から目指す必要もないだろう…。



継続することは“手段”なのだろうか?

それとも継続すること自体、“目的”となるのだろうか?



今のところ、継続することを前提として考えるのは飽きっぽい自分にはあわないのかなと思っている。

ただ継続することは難しいという前提に立って、自らのモチベーションを保つことは必要だとも感じている。



同じ環境にいても絶えず違う目標を設定し、モチベーションを保つ努力は始めている。