現実逃避…

ファミレスに来るそれぞれの一家を見ていて思ったことです。
当たり前ながら、それぞれの家は全く違います。


暴れているわが子をすぐにしかる家。
来ている子全員が食べながらDSをやっていても、ほっておく家。
子供のほうをみてニコニコ笑っている親のいる家。
全く子供はほうりっぱなしで親だけで会話が成立している家。



「他の家の子供が暴れているときに関係のない自分はそれをしかってよいのだろうか?」
最近、そういうことをすごく考えます。


なんとなくですが、家ごとに閉ざされすぎている気がしてなりません。
家なので、他の家には干渉されたくないでしょうから、当然といえば当然です。
でも、なんとなく閉ざされているのが残念です。


自分には子供はいないわけですが、自分の子供が悪いことをしたときにはそれを注意してくれる社会であってほしいと思います。



話は若干ずれますが、"部分的な世界に閉ざされる"というケースは自分にもありました。
近くにいる人に勝ちたくて、有益な情報を得ても隠しておこうという気持ちです。


自分は中学高校のときに、2つ下の妹に対して絶対に負けるわけにはいかないというプレッシャーがありました。
とは言っても、妹よりも先には寝ないとか、おもしろいラジオを見つけても自分だけのものにしておくとかそういうくだらないことです。
今思えば、その頃の自分は他人との相対的な関係でしか自分自身を感じていなかったのかも知れません。



自分の近くの人との比較だけで生きていると、確かに一時的にその場での優越感を味わえるかもしれません。
しかし、自分一人で見られるものは限られているし、結局は可能性をせばめてしまう。
今では、むしろ周りの人との共有こそがさらにおもしろい世界につながることを知りました。


いろんな人との出会いを通していろんな世界を見てみたいし、他人からも会ってみたい、話してみたいと思われるような人になりたいと思います。



明日のTOEICの勉強がいやで、現実逃避してました…。
小論文とかのテストに変えてほしいです。