よく似ているけど違う
WBSを見ていると、「NYのMOMAに無印の商品が置かれている」らしい。
無印の強みは「一つ一つの商品ではコンピート(競合)するかもしれないが、全体を通したコンセプトはNYにおいてもユニーク(独特)である」ということ。
メーカーでも、最近は全体的なデザインとかブランドとかで差別化をはかっているらしい。
一つ一つの商品で勝負することに疲れたからこそ、こういう流れになってきたんだろうなぁと思うと、通ずるところがある。
ものがあふれる今の世の中では、ブルーオーシャンを開拓しない限り競争からは逃げられない。
ものを改良することが得意な日本人にとっては、全体のコンセプトで勝負するとか、ブルーオーシャンを開拓することは苦手な分野ではないか。
普段目にしているものを一段上から眺めて、それらを一つのコンセプトで語れるだろうか。
まずは見ているものを整理することからはじめようかと思う。