胎内めぐり
清水寺の仏様の胎内をめぐり、一つだけお願いをするというイベント。
100円の入場料を払ったあと、階段を恐る恐る下りていく。
中に入ると光が全く入らない暗闇の世界が広がっているらしい。
「左手側にある数珠を放してしまったら、あなたは二度と帰って来れない。今日も二人くらい帰ってきていない。」
ナビゲーターは必要以上に客をおどしてくる。
僕達は男五人で果敢に挑戦した。
中に何があるのか全く見えない。
どきどき、わくわく、がくがく、ぶるぶる。
ほんとに怖い。
ものすごく怖い。
付き合う前の男女が一緒に入れば、確実に恋に落ちると思われるほどのどきどき感。
しかし今回、前後にいるのは仲良し男5人組
どきどき感の無駄遣いだった。
京都の人達は、あのどきどき感をうまく利用しているのだろうか
東京の僕達がこのどきどき感を使うためには、女の子を京都まで連れて行かなければならないため、なかなか厳しいですが…。
あれが一番の恋愛の神様だと思います。