WBSで放送されていた伝統工芸に関するNEWS

○江戸遊…日本の伝統工芸を活かしたスタイルが売りの墨田区の銭湯。

http://www.edoyu.com/ryougoku/press.pdfより拝借」


【使われている技術の具体例】
藍染の職人の手がける暖簾。
・祭り金物
・懸魚(げぎょ)
・切子細工…(通常は円筒に使われるものを)平らにしてタイル化。
江戸切子…透明なガラスの上に色ガラスがはりついたものを生地として、彫りを入れる。
ただし、値段が高い等の問題は山積。



○有松鳴海絞(ありまつなるみしぼり)

http://www.kougei.or.jp/crafts/0203/f0203.htmlより拝借」


複数の地方で作られるそれぞれの作品が差別化されていない現状である。
また今では9割以上が中国で生産されているという問題もある。

そこで、100%日本製にこだわったプロジェクトが始まった。
技術を守り、かつ次世代に発展していける絞り方をつくりはじめているらしい。

ただ職人の時給200円程度ということもあり、後継者探しが課題となっているらしい。



以下、江戸遊HPより

インテリアデザインを担当するのは、プロダクトから建築まで幅広い領域で活躍する辻村久信氏。
「両国湯屋 江戸遊」では、「伝統の軸線上にあるモダンデザイン」をコンセプトに、日本の伝統素材や工芸技術を取り入れた作品も数多く手掛ける氏のデザインと、地元・墨田の伝統工芸品や地場産業をコラボレーションさせることで、江戸の気配を今に残す“現代の銭湯”を創り出します。
江戸切子の番台カウンターや、リラックスルームの間仕切りで使用する屏風、館内のお土産処で販売される楊枝や虫篭など、モダンな表現で館内に配された伝統工芸は、まさしく現代の江戸スタイル。
そのほか館内のシンボルとなる墨田区ゆかりの浮世絵師、「葛飾北斎」の浮世絵など、古くから銭湯に用いられてきた「富士山」や「浮世絵」を浴場のシンボルとすることで、日本人が共通して抱く銭湯の記憶を再認識し、次世代へと江戸の文化のにおいを残します。
「両国湯屋 江戸遊」では、これら意匠やプロダクトを現代の江戸スタイルとし、積極的に発信していきます。



一度、辻村さんにお会いしてみたいですね。

新しい素材やマーケットをつくろうとするその心意気に共感を覚えます。
自分も、もっといろいろと考えて行きたいと思います。