『2日目』

まずは、朝飯。
食べ過ぎた。


朝から「天安門広場」に行きました。

道路の下に通路があって、自由に行き来できるのです。

出来たのは明の時代。
明はもともと南京に都を置いていたが、3代皇帝の永楽帝がクーデターを起こし北京に遷都したそうです。
最初から広場があったわけではなく、中華人民共和国ができてから整備されたそうです。



近くには、国会図書館毛沢東記念館、英雄記念碑(アヘン戦争以降の犠牲者を記念して)などがありました。




天安門広場には電信柱が一本も見当たりません。
日本も文化遺産のところからは電信柱とらないとねー。





次にいったのが「胡宮博物院」

かつては皇帝の宮だった場所です。
紫禁城と呼ばれていたそうです。



明、清にかけて皇帝が政治を行い、合計24人の皇帝が住んだそうです。
多くの女性達との生活場所でもあったそうです。
全部回ると一日かかるとか。
建物だけで9999戸あるという噂も流れているそうですが、正確には8700以上あるそうです。



広場を囲う四つの建物が1セットとなっているつくりらしいです。
北には父、東西には道を挟むようにして息子、娘、南には家来が住んでいたそうです。



写真のような口(囲まれたスペース)の中には一切木を植えません。
一つは木があると鳥がやってきて儀式を進められなくなる。
もう一つは困るという漢字になってしまうからとのことらしいです。



また北京は乾燥しているため火事が多いそうです。

この建物も木材建築のため、火事を防ぐという象徴として水瓶が置かれていました。



北京オリンピック前で改装中。



よく見かける獅子。
どちらがオスで、どちらがメスかわかります?


左側にいるのがオス(上の写真)、右側がメス(下の写真)です。
男のシンボルがありますよね?
メスが持っているのは、コドモです。



中国では男尊女卑。
昔の建物では、通路も男用の道、女用の道に分かれているところが多いです。


故宮には博物館や公演がたくさんあるらしいのですが、博物館では「珍宝」と呼ばれる宝物を見ました。




「九龍壁」っていうのもありました。

中国では龍が王様の象徴なんですね。



街の美化をうたっているのだが、なんとなくえろっちい。

ミッキーはどこでも人気者。



「珍妃井」
光緒帝の奥さんだった珍妃が西太后に疎まれ投げ捨てられた井戸らしいです。



ちょうど、天安門の裏っかわ。
北側の出口ですー。
ものすごく広かったですねー。








次に行ったのが「景山公演」

故宮博物院の裏にある高台の山に上り、北京の街を一望しました。
元代に北海が掘られたときに、土を積み上げてできた丘だそうです。




途中でヒスイの工場に行きました。




ちょっとえろっちいのがありますよね。
どこでも、こういうの作っちゃうんですね。





いよいよ待ちに待った「万里の長城
正確には、八達嶺というところです。
実際に歩くことができます。
のぼりがきつい男坂と、緩やかな女坂とに分かれます。



秦の始皇帝が北方民族の進入を防ぐために作ったそうです。
それまでに造られていた長城を修復し、ひとつにつなげたそうです。
長さ5000km≒10000里ということもあり、万里とよばれているとか。
今では6000kmに及ぶそうです。




それぞれの踊場では、現地の人が
「write your name!」と無理やり名前を書かせ、プレートを売りにきます。
こんなところで商売するとは、なかなかやりますぜ。




何を隠そう、私高所恐怖症です。
まぢで怖かったです。
私、人生において高みをめざしておるつもりではありますが、いかんせん高過ぎました。





その後、「とりの巣」(北京オリンピック会場)を外から見学しました。

オーストラリア人と中国人の共同建築らしいです。
他にも海外建築家とのコラボが増えて来ているようです。
それに比べ、日本は規制が多すぎてだめだなぁってつくづく思います。





中国式のお茶の体験もいたしました。





晩飯は有名なお店「全聚徳」で北京ダックを食べました。



(※このお店は新宿にもあるそうです。)
皮だけ食べるのと、肉も食べるのと両方のやり方があるそうですが、今回は肉も食べる方式でしたー。





※その他
北京郊外には、たくさんの投資用マンションが並んでいました。
一戸72m^2くらい?あるそうです。
1m^2あたり1000元?とか言ってました。



北京では日本に見られるような本屋は少ないそうです。
道路の近くに屋台で売っているか、小さな売店みたいなところで売っていることが多いとか。
日本のRayとかも置いてありましたねー。



おもしろい建物が多いですー。
特に、屋根の部分がおもしろい。
日本ももっとこういう楽しみがあってもいいかもしれない。